クレイショーンはカリフォリニア州オークランド出身のロシア系アメリカ人。
"グッチ・グッチ・ルイ・ルイ…" で有名な曲 "Gucci Gucci" がYouTubeで注目されメジャー・デビューを
獲得した点が有名だが、ビデオ監督の才能も見逃せない。
10歳の頃に初めてビデオ撮影をしてから、クレイショーンは自分のラップや周りの様子をビデオに収めてきた。 17歳からは本格的に追及し、同じ地元のラッパー、Lil Bのビデオを撮影した。このビデオを機に映像系の専門学校 (Barkeley Digital Film Institute) の全額奨学生の資格を得ている。クレイショーンはその後、更なる映像制作キャリアを求めてロサンゼルスで 勉強もしている。
自身の音楽キャリアを始めたのはマネージャーのChioke McCoyのサポートがきっかけで、2010年に最初のミックステープ* 1 "Kittys X Chppas" を発表した。Datpiff* 2でのダウンロード数は38,000件で、自身のミックステープの 中で最もダウンロードされている。
2011年、ユーチューブに投稿した "Gucci Gucci" のビデオが2週間で150万回再生され、注目を集めた。これによりコロンビア・レコードと 契約を獲得した。アルバム発表の期待が高まったが、突然注目されて環境が変わり、多忙になってしまった事でメジャー・デビュー作は 2012年まで待つことになる。
ビデオ監督は継続しており、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのビデオを撮影する機会も得た。 但し、撮影したビデオについて意見が一致せず、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのビデオは公開が見送られた。 現在までに撮影したビデオは10本以上あり、中にはソウルジャ・ボーイ、トゥーチェインズなどの有名アーティストも含まれている。
"Gucci Gucci" は更なる注目を集め、再生回数は4,100万回、セールスは50万枚とデビュー前の話題作りは十分だったが、
メジャー・デビュー作 "Somethin' Bout Kreay" の初週セールスは3,900枚に留まった。エンターテイメント・ウィークリー誌は
2012年の年間ベスト/ワーストアルバム特集* 3で "Somethin' Bout Kreay" をワースト5位に挙げている。
アルバム内容は充実しており、エレクトロ・ヒップホップをベースにしながら、クレイショーンが歌う曲も収録されバラエティに
富んでおり、次作が期待される。
クレイショーンは親日家としても知られ、セーラームーンのタトゥーを入れたり、インタールードに日本人DJの声を入れるなどしている。
ツイッターで日本のアパレル・ブランド "SLY" を絶賛したのがきっかけでSLYとのコラボ・キャンペーン* 4も行われた。
Kittys X Chppas | Kreayshawn X The Bay |
Young, Rich, & Flashy |
Somethin' Bout Kreay |
ミックステープ1作目 | ベイエリアのラッパーのビートを使い、地元をレペゼン |
メジャー契約後の ミックステープ |
メジャー1作目 |
YouTube ミッシー・エリオット(影響源) 奇抜ジャケット 親日家
ベイエリア (レペゼン) 白人女性ラッパー ミックステープ ビデオ監督
アンダーグラウンド出身 メガネ女子 タトゥー 黒髪 当て字 ロシア系
ブランド主義批判 White Girl Mob 話題先行・大コケ 親が歌手
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